2022/03/18 11:51

大事な「便」のお話のブログで少し触れた短鎖脂肪酸。

本日はそのお話をしたいと思います。

ネットで検索をすると「短鎖脂肪酸」に関する情報はたくさん出てきます。

腸内細菌によって産生される脂肪酸の一種でことをいい、プロピオン酸や酪酸、酢酸などがあげられます。
短鎖脂肪酸が腸内でたくさん作られることで、腸内のpHが低下します(酸性になります)。
これによりいわゆる悪玉菌の増殖をおさえるのですね。
また、粘液の分泌を促し、腸のバリア機能をサポートしたりします。

その他、機能に関しては「短鎖脂肪酸」で検索いただくとたくさんヒットしますので、専門のサイトにお任せしますが、臓器のエネルギーになったり、免疫への関与、体重のコントロールへも関与するなどいわれています。


そんな「短鎖脂肪酸」を産生するために必要なのが「水溶性食物繊維」や「難消化性デキストリン」「オリゴ糖」といった「プレバイオティクス」です。
ついつい「プロバイオティクス」にばかり着目しがちですが、是非「プレバイオティクス」にも着目し、愛犬の腸の健康維持をサポートしてあげましょう。