2022/06/01 18:30



今回は、チキンベースで手作り食を設計してみました!
献立は、『チキンMIX&かに卵炒め』です。
2回目でわかったのですが、手作り食で頭を悩ます成分があります。
それは、『亜鉛』。
亜鉛の必要量を満たすことが、なかなか難しいことを発見しました。
また、カルシウム補給源として桜エビ、ヨウ素と鉄の補給源として、
青のりを前回同様、入れております。

材料はこちら⇩
【代謝エネルギー1000kcal分】
タラバ蟹水煮缶120g(今回はズワイガニを使用)
鶏砂肝110g
鶏レバー110g
チンゲン菜110g
鶏ささみ100g
鶏卵100g
パプリカ赤100g
高野豆腐80g
プロセスチーズ30g
桜エビ素干し30g
サラダ油10g
青のり9g
※水100㎎〜200㎎(焦げ付き防止用)
【作り方】
①フードプロセッサーで細かくした桜エビと蟹(汁も)を溶いた卵に混ぜ入れる。
②熱したフライパンに油を入れ、炒り卵を作り、お皿に取り分ける。
③プロセスチーズと青のり以外の具材を、愛犬の食べやすい大きさにカットし、
フライパンで炒める。※高野豆腐は水又はお湯で戻してからカットしてください。
④鶏肉に火が通り、野菜がくたっとなったら、炒り卵、カットしたチーズを混ぜ入れる。
※焦げ付く場合は、お水を都度足して蒸し焼きにしてください。
⑤最後に青のりを入れ、全体に混ざったら出来上がり!



今回は、チキンベースなので、亜鉛の多いビーフと違い、
亜鉛を別の食材で補わなければならず、タラバガニを採用しました。
おかげで、食材費4,500円!
お肉類は200g入りパックだったので半分余りましたが、
ドライフードと比べるとかなりお高くなってしまいました。
仮に65/35チキン1㎏の1000kcalあたりの金額を出してみました。
お値段、なんと533円。
ドライフードの栄養摂取の効率の良さ、コスパの良さを実感した瞬間です。
とはいえ、フードのトッピング、ご褒美、喰いつきUP目的で、こちらのメニューを
参考にしていただけましたら幸いです。

ちなみに余った鶏肉たちですが、ミンチ状に炒めて会社猫に食べてもらいました。


【追記】
2023年3月1日
カルシウムとリンの数値が基準に準拠しておりませんでした。大変申し訳ありません。
修正し次第アップデートいたします。何卒よろしくお願いいたします。

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プロフィール:ニックネーム サクサク
人の管理栄養士資格(国家資格)を有するが、
何故かペット業界で商品企画、開発にたずさわる。
人もペットも、体は食べたものでできている!
食べ物や栄養の知識を定期的にお届けします。
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