2022/05/11 18:22
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本日のテーマは『サーモン』
以前、メルマガの食品豆知識でご紹介した『サーモン』。
機能性がある色素「アスタキサンチン」には抗酸化作用があり、身体がサビないようにサポートしてくれているとお伝えしておりました。 そして、今回注目する栄養素はオメガ3脂肪酸です。 |
脂肪酸は細胞膜を構成し、正常な皮膚や被毛の維持に必要な成分。
その中でもオメガ3脂肪酸は炎症を緩和する働きのある生理活性物質の
もとになるので、かゆみを伴う皮膚症状をもつワンちゃんには、
お勧めな栄養素になります。
さて、『サーモン』を前回同様『ウルフインサイト65/35チキン』にトッピングすることで、
食品成分値がどのように変化するのかを再びチェックしていきたいと思います。
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今回もバーニーズマウンテンドック ルーシーちゃん♀4歳 体重25㎏を例にあげて見てみましょう!
1日当たりの給与量は280g(1042kcal)です。
トッピング量は、1日の総摂取カロリーの10%〜20%以内なので、
運動量の少ないルーシーちゃんは10%で計算すると、
104.2kcal分の焼いた鮭(45g)をトッピングすることができます。
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では、1食はフードのみ、2食目はフード+トッピングで
食品成分値がどのように変わるか見てみましょう!
注目すべきはオメガ3脂肪酸。
サーモンをトッピングすることでオメガ3脂肪酸の量が倍になりました。
タンパク質、脂質の量もトッピングの方が増えております。
一方、カルシウム、リンの量は少なくなりました。
ちなみに、オメガ3脂肪酸をさらに補給したければ、
『ウルフインサイト65/35サーモン』がお勧めです。
140gで4.76g含有しております。
とはいえ、あくまでも理論値になりますのでご参考までにしていただければと思います。
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プロフィール:ニックネーム サクサク
人の管理栄養士資格(国家資格)を有するが、
何故かペット業界で商品企画、開発にたずさわる。
人もペットも、体は食べたものでできている!
食べ物や栄養の知識を定期的にお届けします。
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