2022/03/11 16:37

ナチュラル志向が進むにつれてパッケージに「無添加」というキーワードを記載するメーカーが増えました。

しかし、この「無添加」の表記に関しても実は曖昧です。
「特定の添加物が不使用」であれば「無添加」と記載することも可能です。

ちなみに総合栄養食において「真の意味での無添加」は基本的には不可能*です。
なぜなら栄養強化としてのビタミン、ミネラルの強化が必要なため栄養添加物が加えられています。
*一部ペットフードは栄養強化の添加物も使用せずの「総合栄養食」を実現しています。
 日本から撤退してしまいましたが「ネイチャーズロジック」は本当に添加物不使用でした。

さて、某社さんの無添加をうたう商品をご覧いただくとわかりますが
「無添加」と名うってはいますが、ソルビトールといった食品添加物を使用している商品もあります。
ちなみにサイトトップページでは「保存料」「着色料」「発色剤」「酸化防止剤」をつかわないと記載がありますが
ラインアップの中には着色料を普通に使用している商品もありますし、いったい何が「無添加」で、「着色料を使わない」とはどういうことなのかと疑問に思いますよね。

このように無添加の表現はペットフードでは非常にあいまいです。
そのような中で法律の専門家である弁護士の先生が下記のような記事を記載されています。

●外部サイト

非常に勉強になる記事です。
メーカーは自社の商品をよく見せるため過剰なコミュニケーションをしばしば行います。
愛犬のオーナーである皆様にも是非ご一読いただきたいと思います。